ホッブズ『リヴァイアサン』を超コンパクトに要約する ホッブズの『リヴァイアサン』をシンプルにまとめました。「万人の万人に対する闘争」(普遍闘争状態)の本質的な理由を人間存在のあり方に求めた上で、これを解決する原理(考え方)を示した点で画期的な議論です。 続きを読む →
「ホッブズ問題」の考え方 社会学で歴史的に重要視されてきた問題に「秩序問題」があります。「ホッブズ問題」とも呼ばれますが、ホッブズを読むと、それは別にホッブズにとっての問題ではないことは明らかです。ここではその点について具体的に確認してみたいと思います。 続きを読む →
ホッブズ『リヴァイアサン』を解読する ホッブズの『リヴァイアサン』を解説。王権神授説に替わる「社会契約説」を提唱した。「自然状態」が行き着く「万人の万人に対する闘争」を解決するための原理を、ただ人びとの間でなされる合意と、それに基づく権力(コモン・パワー)の制定に求めた点で、本書は近代社会の原理論の出発点に位置づけることができる。 続きを読む →