タグ:社会学

  • 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(通称「プロ倫」)は、社会学者マックス・ヴェーバーの代表作だ。本書でヴェーバーは、「予定説」と「合理的禁欲」のキーワードを軸に、プロテスタンティズムが近代資本主義の資本形成に精神的側面から果たした役割についての仮説を置いている。

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  • コントの『実証精神論』を解説。社会のうちに無秩序化(アノミー)が広く進展している。その無秩序化を解決するために共通価値を掲げる必要がある。これがコントの基本の構えだが、これは近代哲学の問題意識を根本的に見落とした反動形成にすぎない。

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