ルソー『社会契約論』を解読する ルソーの『社会契約論』を解説。市民社会の正当性の原理はありうるか。自由と平等の正当性の原理は何か。これから向かうべき市民社会の可能性の原理はどこにあるか。この問題に対してルソーは「社会契約」と「一般意志」によって答える。 続きを読む →
ロック『市民政府論』を解読する ロックの『市民政府論』を解説。本書でロックは、各人は神によって自由かつ平等に造られたという前提に基づき、労働の所有権を保全するために、合意を締結して市民社会を形成したという説を置く。これはキリスト教に依拠した議論であり、物語の代わりに概念を使うという哲学の基本ルールに反している。 続きを読む →