タグ:政治哲学

  • 『人間の条件』はハンナ・アーレントの著作だ。本書でアーレントは、私たち人間は「労働」「仕事」「活動」の3条件のもとにあるとした上で、近代は労働社会であり、「仕事」や「活動」の自由の領域を抑圧していると批判する。

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  • カントの『永遠平和のために』を解説。テーマは「平和」だ。一切の戦争の契機が存在しない永遠平和状態はどのようにして創設することができるか。カントはこの問題に対して、『実践理性批判』で定義した「定言命法」と、自然の「摂理」を答えとして示している。

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  • ルソーの『社会契約論』を解説。市民社会の正当性の原理はありうるか。自由と平等の正当性の原理は何か。これから向かうべき市民社会の可能性の原理はどこにあるか。この問題に対してルソーは「社会契約」と「一般意志」によって答える。

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