ライプニッツ『モナドロジー』を解読する 本書はライプニッツ(1646~1716)の主著だ。いかに「善」を立て直し、社会に「調和」を取り戻すことができるか。ライプニッツはこの問題に対し、思想と実践の両方から取り組んだ思想家だ。 続きを読む →
スピノザ『エチカ』を解読する 本書は、オランダの哲学者バールーフ・デ・スピノザ(1632~1677)の主著だ。1662年から1675年にかけて執筆され、スピノザの死後、1677年に出版された。 続きを読む →
デカルト『精神指導の規則』を解読する 『精神指導の規則』はデカルトによる論文だ(未完)。凡庸な精神であっても、ハズレなく他のひとと同じ結論に達するために押さえておくべき考え方の原理(=「方法」)について論じている。普遍性に対する強い確信が現れている論文だ。 続きを読む →
デカルト『省察』を解読する 『省察』はデカルトによる著作だ。本論でデカルトは主に、神の存在証明と心身二元論について論じている。私の精神が明晰判明に認識するものについては、その存在を疑う正当な理由をもたない。この構えは確かにと思わせるものだ。 続きを読む →
デカルト『情念論』を解読する デカルトの『情念論』を解説。人間は考えるモノであると同時に、延長をもつモノでもある。つまり私たちは、精神としても、また身体としても存在している。この事態をどう扱うべきか?これが本書のメインテーマだ。 続きを読む →