タグ:倫理学

  • デカルトの『情念論』を解説。人間は考えるモノであると同時に、延長をもつモノでもある。つまり私たちは、精神としても、また身体としても存在している。この事態をどう扱うべきか?これが本書のメインテーマだ。

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  • ニーチェ『権力への意志』の前半を解説。『権力への意志』の全体のモチーフは、既存の価値体系の徹底的な吟味と、それに基づく新しい価値体系、しかも私たちの生をより「よい」ものへと向かわせてくれるような価値体系を打ち立てることにある。

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  • ニーチェの『道徳の系譜』を解説。ルサンチマンによる生の価値評価の視点を初めて思想に導入した。その視点は私たちを立ち止まらせ、私たちが素朴に身につけてきた「よい」と「わるい」の価値秩序を根本から吟味させなおすほどのパワーをもっている。

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