タグ:近代哲学

  • ルソーの『社会契約論』を解説。市民社会の正当性の原理はありうるか。自由と平等の正当性の原理は何か。これから向かうべき市民社会の可能性の原理はどこにあるか。この問題に対してルソーは「社会契約」と「一般意志」によって答える。

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  • ロックの『人間知性論』を解説。ロックは本書で「第一性質」や「第二性質」といった概念によって、誰にも確かめられない「物語」を作るのではなく、経験と観察可能な領域を考察の対象とすべきと主張する。ここに経験論が合理論に対してもつ優位がある。

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  • ロックの『市民政府論』を解説。本書でロックは、各人は神によって自由かつ平等に造られたという前提に基づき、労働の所有権を保全するために、合意を締結して市民社会を形成したという説を置く。これはキリスト教に依拠した議論であり、物語の代わりに概念を使うという哲学の基本ルールに反している。

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  • ホッブズの『リヴァイアサン』を解説。王権神授説に替わる「社会契約説」を提唱した。「自然状態」が行き着く「万人の万人に対する闘争」を解決するための原理を、ただ人びとの間でなされる合意と、それに基づく権力(コモン・パワー)の制定に求めた点で、本書は近代社会の原理論の出発点に位置づけることができる。

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  • ルネ・デカルトの『方法序説』を解説。デカルトの方法的懐疑は「『われ思う、ゆえにわれあり』を哲学のスタート地点(原理)としよう。これ以上確実で疑いえないことは存在しないからだ」というように、キリスト教の世界説明ではなく、世界の普遍的な共通了解を求める方法として編み出されたものだ。

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