タグ:近代哲学

  • 『精神指導の規則』はデカルトによる論文だ(未完)。凡庸な精神であっても、ハズレなく他のひとと同じ結論に達するために押さえておくべき考え方の原理(=「方法」)について論じている。普遍性に対する強い確信が現れている論文だ。

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  • 本書はジョン・スチュアート・ミルの晩年の著作だ。男女差別は不当であり正義に反することを功利主義の観点から論じている。男女差別の解決が近代社会の自由にとっての実質的な条件の一つである、とミルは主張している。

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  • 本書でルソーは、不平等が社会全体に拡大していくプロセスについての仮説を提示している。不平等は強者による法律によって合法化され、ついには専制政治に行き着く。ここで本書は『社会契約論』の問題設定とつながる。

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  • J・S・ミルの『自由論』を解説。個人が社会においてもつ自由の本質は何か、そして個人の自由がどの程度まで正当に制限されうるかについて、功利主義の視点から考察している。自由とは私たちが自分固有の幸福を追求するための基礎条件である、というのがミルのポイントだ。

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  • ヘーゲルの『法の哲学』の後半を解説。前半は、自由が抽象的な法権利から「本当の正しさ」を目がける道徳へと形を変えつつ展開していくところまで確認した。後半では、道徳から倫理(人倫)の段階へと移行し、「善」が客観的に実現されていくプロセスが描き出される。

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