メルロ=ポンティ『行動の構造』を解読する 『行動の構造』は、メルロ=ポンティのデビュー作だ。「実存」というキーワードを置き、人間の行動を単なる刺激-反応の因果関係として捉える見方をしりぞけ、「ありうる」を目がけて「いまある」を編み変える構造として描き出している。 続きを読む →
ライプニッツ『モナドロジー』を解読する 本書はライプニッツ(1646~1716)の主著だ。いかに「善」を立て直し、社会に「調和」を取り戻すことができるか。ライプニッツはこの問題に対し、思想と実践の両方から取り組んだ思想家だ。 続きを読む →