タグ:社会主義

  • エンゲルスの『フォイエルバッハ論』を解説。『フォイエルバッハ論』は『空想より科学へ』の5年後に出版された著作だ。なので基本的な枠組みにほとんど変更はない。フォイエルバッハの評価についても、ずっと以前に発表された『ドイツ・イデオロギー』のころから変わっていない。

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  • エンゲルスの『空想より科学へ』を解説。1880年にエンゲルスが社会主義の入門書として自らの著作『反デューリング論』を抜粋して作ったパンフレットだ。いわゆる「マルクス主義」を知りたいのであれば、これを読めば十分だろう。

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  • マルクスの『ユダヤ人問題によせて』を解説。本書はマルクスの初期の著作だが、『資本論』に通ずる問題意識を見ることができる。政治的解放は私たちを公民の共同体(類的生活)から切り離された利己的個人からなる市民社会へと追いやってしまう、とマルクスは言う。

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  • ロバート・オウエンの『社会に関する新見解』(『新社会観』)を解説。オウエンによれば、分業が広がるにつれて社会全体に悪徳と不道徳が広がった。この問題を解決することが「よい社会」の実現には必要であり、そのための方法が「性格形成原理」にもとづく教育である。これがオウエンのポイントだ。

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