マンハイム『イデオロギーとユートピア』を解読する 本書は社会学者カール・マンハイムの著作だ。マンハイムは「存在の被拘束性」の概念に基づき、「浮動するインテリ層」がユートピア、イデオロギー無き現代の世界像を統合し、私たち人間の意志を救い出さなければならない、と論じる。 続きを読む →
[Q&A]「人間はポリス的動物である」の意味は? アリストテレスの「人間はポリス的動物である」の意味について質問をいただきましたので、これに答えてみたいと思います。ここでのキーワードは「目的因」です。 続きを読む →
ヴェーバー『職業としての政治』を解読する 『職業としての政治』はヴェーバーが学生に向けて講演した際の内容をもとにした著作だ。本書でヴェーバーは政治、政党、官僚などのテーマについて論じている。とりわけ興味深いのは、政治家の資質についての議論だ。 続きを読む →