イーシュヴァラクリシュナ『古典サーンキヤ体系概説』を解読する 『サーンキヤ体系概説』を解説。サーンキヤ学派は、神話ではなく概念によって世界のあり方を説明しようとするウパニシャッドの知的態度をさらに押し進めている。理性に解脱の可能性を求めるところに、苦悩を取り除こうとする動機の切実さを見て取ることができる。 続きを読む →
デカルト『情念論』を解読する デカルトの『情念論』を解説。人間は考えるモノであると同時に、延長をもつモノでもある。つまり私たちは、精神としても、また身体としても存在している。この事態をどう扱うべきか?これが本書のメインテーマだ。 続きを読む →