タグ:マルクス主義

  • 本論はシモーヌ・ヴェイユによる著作だ。大工場でのルーティーン化された単純労働ではなく、工房での熟練労働こそが自由な社会のカギとなる。思考と実践の分離、つまり「指揮官-犬」構造がある限り、自由な社会は実現できない。これが本論のポイントだ。

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  • エンゲルスの『空想より科学へ』を解説。1880年にエンゲルスが社会主義の入門書として自らの著作『反デューリング論』を抜粋して作ったパンフレットだ。いわゆる「マルクス主義」を知りたいのであれば、これを読めば十分だろう。

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  • マルクスの『ユダヤ人問題によせて』を解説。本書はマルクスの初期の著作だが、『資本論』に通ずる問題意識を見ることができる。政治的解放は私たちを公民の共同体(類的生活)から切り離された利己的個人からなる市民社会へと追いやってしまう、とマルクスは言う。

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