ナンシー『無為の共同体』を解読する 本書はフランスの思想家ジャン=リュック・ナンシー(1940~)による著作だ。反ハイデガーの観点から、共存在と民族の運命共同体に対して、分割と相互の「露呈」を通じた共-現による「無為の共同体」が、私たちの生の希望になると主張する。 続きを読む →
ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』を超コンパクトに要約する ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイディプス』をできるだけコンパクトにまとめてみました。世界は欲望するモジュール(機械)の総体である。これが本書の世界観です。 続きを読む →
ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』を解読する 『アンチ・オイディプス』はジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの共著だ。非常に読みにくいが、ポイントは「分裂者患者をエディプス・コンプレックスのうちに閉じ込めるな!欲望を自由に解き放たせろ!」の一点に帰着する。 続きを読む →