北海道砂川市の市民大学で講演しました

砂川市の市旗
砂川市の市旗

9月1日(金)、北海道砂川市の市民大学にて講演をさせていただきました。テーマは、「哲学的に考える。ともに『答え』をつくること」です。哲学についての詳しい知識が無い方向けに、哲学の営みの中心にある動機と目的についてお話をさせていただきました。

本質、信念対立、共通了解の3つをキーワードとして、とくに近代以降の西洋哲学が、どのような問題に取り組み、何を目的としてきたかについての全体像をもってもらうことを狙いとして、なるべく専門用語を使わず(しかし雑談や人生談義でお茶を濁さず)、これまでの哲学がどのような問題に取り組み、これからの哲学がいかなる課題に直面しているのか、という点についてお話ししました。

最初は人が集まるかどうか心配でしたが、最終的には50人程度の方々に来ていただいたように思います。壇上から見る限り、ほとんどすべての席が埋まっていたように見えました。哲学についての関心の高さをあらためて実感しました。

2時間、一度も休憩を挟まずにずっとお話ししましたが、会場の方々には(ほぼ?)寝ずに聴いていただき、嬉しく思います。ありがとうございました。