哲学者の竹田青嗣・西研の編著による『高校生のための哲学・思想入門』が筑摩書房より出版されました。高校での授業用の副読本です。古代ギリシアのプラトンから、現代フランスのデリダまで、哲学史をざっと見渡せる著作に仕上がっています。
本文とその解説をページの上下に並べる形式になっており、編集の方によれば、これは国内ではほぼ初めての試みだとか。取り上げられている哲学者を並べてみると、
- プラトン
- アリストテレス
- ホッブズ
- デカルト
- ルソー
- カント
- ヘーゲル
- キルケゴール
- マルクス
- ニーチェ
- フロイト
- ソシュール
- フッサール
- ハイデガー
- ヴィトゲンシュタイン
- プラグマティズム
- アーレント
- メルロ=ポンティ
- レヴィ=ストロース
- フーコー
- デリダ
その他、ポイント解説として、中世哲学、イギリス経験論、ドイツ観念論、ポスト構造主義が分かりやすく解説してあります。高校生にとってはかなりレベルが高いように思います(いまでは当たり前?)。
執筆協力しました
1ページだけですが、マルクスの「人と思想」を担当しました。またとない機会になりました。錦とまでは行きませんが、故郷にハンカチくらいは飾れたんじゃないかと思います。
あ、実家に送らないと…。