哲学早わかり

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哲学に興味をもつきっかけは、ひとによって様々です。大学の必修科目で読んだのがきっかけだったり、「どうすればよい社会を実現できるだろう」といった疑問から始まったりすることもあるでしょう。そこで哲学の著作に直に触れてみると、最初は何を言っているのかほとんど分からないのではないでしょうか(自分はそうでした)。

おそらく、その理由のひとつは、表現があまりに難しいため、問いの動機がなかなか見えてこないことにあると思います。そこで、このコーナーでは、哲学者の全体像にスポットを当てて、彼らの主張のポイントをシンプルに紹介していきます。問題意識を理解し、核心をつかまえること。この点さえ出来てしまえば、個々の著書を読んでいくのはグッと楽になるはずです。

記事一覧

  • インド哲学は、古代インドに起源をもつ哲学の総称です。様々な学派がありますが、バラモン教の聖典ヴェーダに収録されているウパニシャッドを受け継いで発展した6つの有力な学派がよく知られています。

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  • イマヌエル・カントは近代哲学のひとつの山場とも呼ぶべき哲学者。『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』は三大批判書と呼ばれ、読み返すたびに新しい発見をもたらしてくれます。

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  • フリードリヒ・ニーチェは、数多くいる哲学者のなかでも特に有名です。「ルサンチマン」や「永遠回帰」といった概念でよく知られています。生を肯定し、「よく」生きるための原理を置くことに一生をかけて取り組みました。

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  • プラトンは古代ギリシアの哲学者。ソクラテスやアリストテレスと並んでよく知られており、哲学の歴史を代表する哲学者の1人です。イデア論や「洞窟」の比喩のほか、恋愛論など、いまなお確かに思わせる議論も数多くあります。

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  • ジョン・スチュアート・ミルは19世紀イギリスの哲学者。哲学だけでなく論理学や経済学などの領域でも優れた業績を残しました。『自由論』はミルの代表作としてよく知られています。

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  • ジャン=ジャック・ルソーは、18世紀に主にフランスで活躍した哲学者です。ルソーが『社会契約論』で定式化した社会契約と一般意志の概念は、いまでも近代社会の基礎方針としての意義をもっています。

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  • ジョン・ロックは『人間知性論』で認識論のひとつの立場「経験論」を打ち立てました。一切の認識は私たちの知覚経験であって、それ以外のどこにも認識の根拠を置くことはできない。それがロックが言わんとするポイントです。

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