岩波書店の「セネカ哲学全集」全6巻の収録作を一覧にまとめました。編集委員は大西英文と兼利琢也の2人です。
セネカはストア派の哲学者であると同時に政治家でもありました。ローマ皇帝ネロの幼児期の教育者であり、治世初期にはブレーンとして活躍しましたが、クーデター計画に参与していたと見なされ、ネロに命じられて自殺に追い込まれました。
セネカ哲学全集
- ポリュビウスに寄せる慰めの書(大西英文訳)
- ヘルウィアに寄せる慰めの書(大西英文訳)
- 寛恕について(小川正廣訳)
- 恩恵について(小川正廣訳)
- 自然研究1(土屋睦廣 訳)
- 自然研究2(土屋睦廣訳)
- 補篇
- アポコロキュントーシス(大西英文訳)
- 断片集(兼利琢也訳)
- エピグラム集(大西英文訳)
- 不幸の治療について(兼利琢也訳)
- セネカとパウロの往復書簡集(兼利琢也訳)