哲学早わかり

哲学に興味をもつきっかけは、ひとによって様々です。大学の必修科目で読んだのがきっかけだったり、「どうすればよい社会を実現できるだろう」といった疑問から始まったりすることもあるでしょう。そこで哲学の著作に直に触れてみると、最初は何を言っているのかほとんど分からないのではないでしょうか(自分はそうでした)。

おそらく、その理由のひとつは、表現があまりに難しいため、問いの動機がなかなか見えてこないことにあると思います。そこで、このコーナーでは、哲学者の全体像にスポットを当てて、彼らの主張のポイントをシンプルに紹介していきます。問題意識を理解し、核心をつかまえること。この点さえ出来てしまえば、個々の著書を読んでいくのはグッと楽になるはずです。

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