アーレント『革命について』を解読する 本書はアーレントの自由論だ。フランス革命とアメリカ独立革命の考察を踏まえて、革命の成功は、人びとの解放ではなく、「自由の公的空間」を創設できるかどうかにかかっている、と説く。 続きを読む →
ヴェーバー『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』を解読する(1) 本書はヴェーバーの社会認識論だ。本書でヴェーバーは「価値自由」と「理念型」の概念を軸に、社会認識の客観性(普遍性)を担保するための条件について論じている。前半では価値自由について確認する。 続きを読む →