アーカイブ: 2013年2月

  • イマヌエル・カントは近代哲学のひとつの山場とも呼ぶべき哲学者。『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』は三大批判書と呼ばれ、読み返すたびに新しい発見をもたらしてくれます。

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  • デカルトの『情念論』を解説。人間は考えるモノであると同時に、延長をもつモノでもある。つまり私たちは、精神としても、また身体としても存在している。この事態をどう扱うべきか?これが本書のメインテーマだ。

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  • 本書でルソーは、不平等が社会全体に拡大していくプロセスについての仮説を提示している。不平等は強者による法律によって合法化され、ついには専制政治に行き着く。ここで本書は『社会契約論』の問題設定とつながる。

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  • ニーチェ『権力への意志』の前半を解説。『権力への意志』の全体のモチーフは、既存の価値体系の徹底的な吟味と、それに基づく新しい価値体系、しかも私たちの生をより「よい」ものへと向かわせてくれるような価値体系を打ち立てることにある。

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