アーカイブ: 2012年9月

  • プラトンの『メノン』を解説。本書でプラトンは「徳の本質は何か?」という問いを立てている。プラトンの思想が現代でも共有されうる理由は、こうした普遍性への志向にあると言える。

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  • ルネ・デカルトの『方法序説』を解説。デカルトの方法的懐疑は「『われ思う、ゆえにわれあり』を哲学のスタート地点(原理)としよう。これ以上確実で疑いえないことは存在しないからだ」というように、キリスト教の世界説明ではなく、世界の普遍的な共通了解を求める方法として編み出されたものだ。

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